旅にはたった一つしかない。 自分自身の中へ行くこと。
Rainer Maria Rilke　　

*たびごころ・こころえ*

*旅の目的を決めます。ひたすら安く行くのか、豪遊するのか、どのランクの旅かの設定も大事です。
*何を持っていかなくていいかを考えて、荷物は最低限にします。
*１８きっぷなどの鈍行旅の場合は活動性を重視、一人旅の場合は地味な格好でアクセ類はつけません。
*旅先で海や川や温泉に突撃することや雨に降られることを考慮して、タオルは必ず持って行きます。
*携帯電話は時計のかわり、あるいは天気確認・ナビ・宿探しに使うぐらいで、基本的にはいじりません。
*お金も最小限。郵便局のキャッシュカードがあると全国で使えるので便利です。
*経験上、現地の人にオススメの場所を教えてもらって失敗することはほぼないです。なので食事処などは現地の人にたずねることが多いです。
*自分探しの旅？いいじゃないか、人生に何回かはそんなことだってある！
*自分はここにいるけど…。
2003〜2012の旅心まとめ--20代の旅（一部）のまとめ的なもの--
地図は雰囲気地図ですのでご注意を。

写真ブログの方にデジタル一眼レフ写真あり↑
TOPにモドル。

神戸近郊・淡路島・京都・大阪周辺、奈良、和歌山など。 滋賀・琵琶湖、北陸地方。 城崎・鳥取砂丘・境港・松江。
飛騨高山・白馬から、東海も含む。 瀬戸内〜九州。長崎、沖縄離島など。 東京、横浜、埼玉、北関東など。

*20代の旅のなかでも特別だった旅をチョイス*

2001年冬の青春１８きっぷのポスターの写真が、鎧駅でした。
キャッチコピーは、『なんでだろう。涙が出た。』
（ふたりっ子のロケ地でも有名）
ひとめぼれしたので、いつか絶対に行こうと思った2年後の春。

地元から姫路まで快速・新快速。姫路から播但線に乗って一路、北へ。
和田山からは山陽本線。
すごくローカルです。
窓があいてボックスで、非電化で。心が躍ります。
鎧駅は、無人駅。駅に着いた、ただそれだけで感動しました。どこかノスタルジックで心に響くものがある駅です。

駅舎の中にあるノートに書き込んで、日本海を見てただぼーっとするだけ。
それだけでキャッチコピーの意味がわかります。

いつか全部終わったらまたここに旅に戻ってきたいなぁ。

旅の帰路は、城崎温泉で温泉に入りました。
もちろん日帰りです。


神戸から白馬まで、18きっぷで旅をする。

1日目。
7：22に三ノ宮駅を出発。
9：17に長浜到着で、乗換え時間1分の猛ダッシュ。
一路北陸本線で日本海を目指します。

10：50に福井着。乗換え42分待ちのためお昼ご飯を購入。
福井県から石川県へ。金沢を過ぎると能登半島の付け根の内陸部を横断する形で北へ。
途中の津幡駅で能登半島へのJR七尾線と別れ、倶利伽羅峠に差し掛かる。

14：06に富山着。富山を過ぎると次は越後の国・新潟。
晴れていれば右手に立山連峰。しばらくすれば左手に日本海。
16：17に糸魚川到着。
ここで少し休憩。
悲劇はこのあとからでした（笑）


17：26に糸魚川出発。JR大糸線。ここから非電化区間。ディーゼルエンジンの轟音で出発。キハ52。国鉄時代の名残りとも言うべきテーブルと栓抜き。
18：22、南小谷到着。ここまでがJR西日本で、ここからJR東日本に電化区間が変わります。

このあたりから天候が急激に悪化。
姫川の流れは絶え果て、空は紫と黒と線香で蠢き、ま　る　で　こ　の　世　の　終　末　。
携帯の電波も途絶え、電車も止まる。
思い出しただけで白目で泡吹きそうです。

18：59.白馬到着。次の神城駅に宿泊先のペンション（朝食付き3200円）のオーナーさんが来るまで迎えにきてくれました（；△；）
ほんとうに助かりました。

2日目は想像を絶するほど超ハード。神戸に向けて激走です。ほぼ8時間半乗りっ放し。
14：17、登山や散策を終えて、築場出発。JR大糸線でアルプス山岳を下ります。もうくたくたです。
15：39、松本着、9分後に出発。JR中央本線で、ここから2時間確実に乗りっぱなし。進行方向右手に木曽川、左手に駒ケ岳などを眺めて、長野県〜岐阜県へ。
17：50、中津川着、17分後にJR中央本線快速で出発です。木曽路入り口岐阜県中津川駅から、愛知県へ。
19：18、名古屋着。12分後に出発。東海道本線、快速。なんだー名古屋って近いね＾＾という錯覚すら抱く末期症状。
20：43、米原着。ここから念願の新快速です。もうここまでくると米原が地元に思えてきます。新快速で乗換えなしなので、別れる駅まで乗りっぱなし。
22：40、三ノ宮着。22：50、明石着。

※実際は多少時刻はずれました。出発がちょっと早かったりしたのもあり、中津川で休憩する時間が少しできたと思います。
しかし正直にこれは相当キツかったです。特に中央本線………もう乗りたくなｒｙ
１８きっぷ2枚分を三人で使用しました。

*旅費：　青春18きっぷ2日分4600円＋宿泊費3200円＋昼食夕食諸経費＝1万5千以下（個人による）
*乗り継いだ県：計2府9県
兵庫県・大阪府・京都府・滋賀県・福井県・石川県・富山県・新潟県・長野県・岐阜県・愛知県

白馬五竜登山・青木湖・姫川源流湿原散策、
ペンションのオーナーさんが、白馬五竜の割引チケットをくれ、挙句にコンビニ寄って昼食買う時間舞ってくれて、さらに源流近くまで車で送ってくれました。ものすごい親切で…。ほんとうに感謝です。


JR西日本パスでの1泊3日の女旅。
西明石を出発して、JR福山駅からバスで30分ほどで鞆の浦。
鞆・町並ひな祭りが開催中でした。
対潮楼にいったり、漁港にいったりとのんびり過ごし、博多に着いたのは夕方。
旅館は素泊まり3400円。
キャナルシティにも近く、お目当てのラーメンを食べました。

翌朝は博多駅から、新幹線のぞみに乗って、小倉駅まで。乗り換えて門司港。
関門海峡を臨みます。
そこからタクシーですぐ、関門トンネル人道を歩いて、福岡県から山口県へ！
トンネルを抜けて地上へあがると、そこは壇ノ浦！
安徳帝の赤間神宮などを観光して下関を出発。
広島駅から在来線に乗り換えて20分、夕方には安芸の宮島。
そのあとは、一度神戸の自宅に戻り解散。翌朝再集合。

大阪駅から、特急サンダーバードに乗って一路北陸金沢へ。
信じられない雪景色と猛吹雪でした。
街中であんな雪に見舞われたのは生まれてはじめてです。
兼六園、金沢21世紀美術館に行ったあと、神戸へ帰還。
怒涛の3日間でした。